2014.03.30 (Sun)
海外に移住したとして、認知症になってしまったらどうなるのだろうか。とふと考えてしまいました。
認知症は年取った場合だけでなく、若くても認知症になることはあります。
認知症対策となると、高齢化社会では世界の先頭を走る日本がもっとも進んでいるので、年取ってからの海外移住は難しいのではないかと考えた次第です。
ところが、NHKの番組を見ていたら、日本が必ずしも、認知症ケア先進国ではないということがわかりました。
イギリス、フランス、オーストラリア、オランダなどが、日本よりも認知症ケアに力をいれていて、認知症患者を病院に閉じ込める日本型の認知症対応と異なり、これらの諸国では本人の尊厳を第一に考える認知症ケアをしているとのことです。
介護保険の制度などもあり、日本人がこれらの国に移住したからといって、必ずしもこれらのサービスを享受できるとは思いませんが、認知症への対応について考えてしまいました。